2018年8月

書店員として本屋の数字を理解する「売上のカラクリ」

あまり良いことではないのですが、書店員の方は、数字が苦手です。 もちろん店長などは、売上や経費をコントロールしながら店舗を運営していかなければいけないので、否が応でも数字と関わり合いながら仕事をします。 とはいえ、他の小売店と比べても、数字に対する苦手意識は非常に高いと思います。 そもそも文系が多か […]

本屋の効果的なPOPとは「なぜ手書きPOPを使うのか」

本屋において、商品力を上げる方法にPOPというものがあります。 POPは書店員にとって、大切な仕事のひとつです。通常の小売店は積極的に接客を行なうことで、商品の魅力やメリットを伝えることができます。しかし、本屋の場合は立ち読みで本を選んでいる方に対し、声を掛けての接客というのはあまり行いません。 そ […]

雑誌の陳列の基本は「鱗陳列(うろこちんれつ)」

最近では、売場変更を行う際に、本のスペースを減らし文具売場を拡張するという書店も多くみられます。 書店における本のスペースはどんどん減る一方です。 雑誌の販売部数は、1995年をピークに下がり続けており、発行部数銘柄も2004年をピークに下がっています。とはいえ、雑誌カテゴリは、書店の売上の稼ぎ頭と […]

本屋における効果的な独自フェアの仕掛け方

売場でお店独自のフェアを企画したことがありますか? 店内の場所や期間を決めて、どの本をどれだけ展開するのか考え、その企画を実施したことがある人なら分かると思います。いかにその作業が大変なことか、、。 売場を決め、本のタイトルを決め、冊数を決め、注文し、入荷タイミングでストックし、売場作りをし、POP […]

売場に迷ったら出版社の営業を味方につける

書店員の方にお聞きしたいことがあります。書店員のみなさんは、出版社の営業に対してどのような思いを持っていますか? この回答は様々な意見や書店員歴によっても分かれると思いますが、多くの方は出版社ごとによって違う印象を持っていることでしょう。 売場を見て欠本チェックのみ行い補充を促す営業、勧めたい商品を […]